
◆早くもメディカル マインドOB会が立ち上がってから、2年の月日が経ちました。私たちはこの間、後輩であるメディカル マインド生に何ができ、メディカル マインドの卒業生として各々が責任と誇りを持ち、かつ互いに支え合う(時に慰め、時に激励する)中で、どれだけ夢に近づき、新しい発見ができたかを振り返りたいと思います。
関崎「こうやって振り返ってみると、この2年間いろいろなことがあったね。 東邦大学に入って思い出に残っていることって何かな?」
矢野「そうだね、思い出より強迫観念に近いけど、やはり医学部の勉強
の厳しさかな(笑)入学する前はいくら医学部だからといって、多少は遊べると思っていたからね。」
矢野「そうだね、思い出より強迫観念に近いけど、やはり医学部の勉強 の厳しさかな(笑)入学する前はいくら医学部だからといって、多少は遊べると思っていたからね。」
関崎「確かに、本当に自分が可笑しくなるのではないかと思うほど、医学部の暗記量は多いよね。それに遊ぶ時間もあまりないし。当時のOBブログに書いたけど僕は中でも1年の学期末は厳しかったかな。」
矢野「僕も見たよ、そのブログ。かなり切羽詰った感じだったよね。
まあ人のことは言えないけど。だってその時期に開かれたメディカル マインドOB会の懇談会で各大学・各学部のOBが集まって、飲食をしながら、どの大学が一番辛いか言い争ったじゃん(笑)ちなみに僕は今でも東邦が一番大変だと思うけど。」
関崎「そうだね(笑)」
矢野「関崎君の思い出は?」
関崎「僕は一年生の後期に行われた臨床研修かな。この研修から医療 制度の問題や人(病気)を治すことの難しさ、人(患者さん)を扱う仕事の難しさを学ばせてもらえたと思うよ。告知の問題(患者本人に伝えた方が良いのか否か)も1+1=2のように簡単に答えが出ない。そんな絶対的な答えのない問題に数多く直面する仕事ということも実際に経験できた気がしたよ。」
矢野「そうだね、そういった経験は医学部に入るまであまりないよね。もし
高校・浪人時代にそういう話を聞けたらよかったなって思うことがあるよ。生の声で聞けたら医学部への厳しい勉強の意味や理由が分かるし、モチベーションも上がるからね。」
関崎「特に僕は身内に医師がいないから、医学部がどういう場所なのか、 受かるためにどのくらい勉強しなければならないかなど全く何も分か
らない状態だったよ。そんなこともあって東邦大学医学部フットサル同好会とメディカル マインド生の親善試合をOB会が主催したんだ。予備校生だとなかなか体を動かす機会がないし、それにスポーツを通じてなら自然と話せたりするからね。」
矢野「なんで呼んでくれなかったの?かなり行きたかったよ。」
関崎「あれ?矢野君、フットサルできたの?(笑)」
矢野「でも、OBとして夏期・冬期合宿に参加して、メディカル マインド生
に『学校はどんな感じですか』、『この時期、どんな勉強していましたか?』、『この問題どうやって解くんですか』等々質問されると、なかなか成績が伸びなくて悩んだ浪人時代の自分を投影して、ついつい熱心に答えちゃうよね。本当にがんばってほしいと思うし、質問してくれることがなんだかうれしいもん。」
関崎「確かにそれはあるよね。だって合宿に参加してくれたOB(五十嵐
/聖マリアンナ医科大 鯨岡学/東邦大学(医) 木村優介/日本大学(医) 伊藤遥/日本獣医生命科学大学(獣) 千島弘子/日本松戸歯科大学 小澤亮平/鶴見大学(歯) その他多数)の目が本当に輝いていたからね。」
矢野「このメディカル マインド生達が合格し、次にOBとして合宿に参加し
てくれたらうれしいね。」
関崎「本当にそう思うし、それが繰り返えされてほしいな。」
矢野「僕達が医学部を卒業し、研修期間を無事終え、晴れて一人前の医師になったら、こっそりメディカル マインドの合宿に参加しようよ!!」
関崎「そうだね、そのころにはOB会は大きな組織になっていると思う。浪人時代だけではなく、医師になってからも助け合いたいと強く思う。」

早いもので、メディカル マインドを卒業してから、2年という月日が経ちました。今年で私も3年生になります。
大学に入った感想と言えば、「そうだ!この勉強がしたかったんだ!」という感じです。1年生の頃は一般教養が多くて、高校と大して変わりませんが、2年生になると専門も増え、実習も始まります。忙しい日々ですが、本当に充実しています。実習では、検体を解剖して、スケッチし、厚い専門書片手にその構造等を調べ、膨大な量を暗記します。高校でも予備校でも出来ない勉強です。このような実習以外にも、日本獣医生命科学大学は課外実習の単位を必要とし、私の場合は、去年の夏にオーストラリアに行きました。10日間程の実習でしたが、沢山の経験と勉強をしてきました。また、将来の方針を考える一つのきっかけにもなりました。実を言うと、私はもともと、開業して、一般的にイメージし易い獣医になろうとは考えておらず、大きな病院で働く方が良いと漠然とした将来を考えていました。しかし、オーストラリアに行って、野生動物の重要性や動物保護に対する取り組みの真剣さに感動し、考えが変わりました。最も大きな要因はコアラの保護センターです。初めは大した興味もなく、“コアラは珍しい”くらいの認識でしたが、コアラは奥が深かったです。コアラはオーストラリアにしかいないとても貴重な生き物なのは、皆さんもご存知だと思いますが、現在、自然破壊や野犬、病気の流行により様々な問題を抱えており、懸念されている動物の一種です。各地の保護センターに運ばれてくるケースも増えてきているようです。
実際に病気で両目を失明しているコアラやウィルス感染による深刻な膀胱炎のコアラを診察している獣医師を見ていたら、「あぁ、こんなに獣医師を必要としている動物が世界には沢山いるんだ。」と感じました。コアラ自身も獣医師を本当に信頼しており、檻に入って撫でると、嬉しそうにしていました。この時、もっと勉強して、野生動物の保護や保全の役に立ちたいと思いました。こういった経験は私の長い学生生活のほんの一部で、この先、また考えや目標も変わっていくかもしれませんが、将来の可能性が増えた気がしました。
受験生の皆さんは、まず合格することが1番の目的ですが、合格してからやっと新しいスタートラインに立てます。私は、受験の時のつらさが吹っ飛ぶくらい、今が大切で、本当に死ぬ気で頑張って良かったと思っています。自分が真剣に勉強したことは、誰にも奪われることのない財産です。どうか妥協せず、心から入りたいと思う大学に入って、心から学びたいことを沢山学んで欲しいと思います。
医志会の理念
医志会は母体であるメディカル マインドのテーゼである「医志を創る」を出発点と捉え、将来医療人として必要となる人間の尊厳や生命に対する畏敬の念、また誠実・責任というものを問い直すと同時に医歯薬獣医学というあらゆる分野の専門家の集うM.I.Aの特徴を生かし、社会が求める問題をあらゆる面から捉え、医療の発展に貢献し、社会に対して当組織の「知」「志」「技」を還元することを使命とします。
また医志会はメディカル マインドが存在する限りそのメンバーを増やします。各人の自己実現を当組織の夢と捉え、卒業生の縦のつながり、横のつながりを駆使し互いに高め合い、自分達の「医志」を次世代に伝えるといった、「医志を創る」を出発点かつ到達点として活動できたらと考えています。
「次期メンバーの皆さん、皆さんの計り知れない知識と経験の宝庫と僕らのそれが融合することを楽しみにしています。」
2006年OB会活動
【1月】
・冬期合宿に参加、各講師・スタッフの補佐として運営に携わる。直前期の勉強方法や精神論を体験談として伝える。希望する生徒には個別に相談を受ける
3月】
・エンカレッジメントセミナーにて合格体験についての座談会を行う。
・春期無料講習にて、医歯薬獣医大学の授業で使用されている英語を講習生と共に講座の問題として解く。
・現役生対象の合格体験談を行う。
・OB懇談会を実施。
【4月】
・年間を通しての具体的な勉強方法を講習生かつ本科生対象に体験談として伝える。
・メディカル マインド教材作成の補助を行う。
【8月】
・メディカル マインド夏期合宿に参加、各教科講師・スタッフの補佐として運営に携わる。夏期における自分達の勉強方法を合宿参加者対象に体験談として伝える。生徒が勉強を気持ちよくかつ集中できるように生徒の身の回りの補佐をする。医歯薬獣医学部志望ならではの相談対応を行う。
【9月】
・メディカル マインド教材作成の補助を行う。
【10月】
・OB研修・親睦旅行を実施。
【11、12月】
・直前期の勉強方法を体験談として伝え、かつ生徒の不安を解消する。