偏差値28から旧設医学部へ合格!
メディカルマインドは"医系専門"と"少人数指導"にこだわった小さな医歯薬獣医学部専門予備校です。「成績が優れている人も、あと一歩の人も、『医を志す』強い"医志"がありさえすれば、我々があなたの眠れる資質を開花させます」という理念を胸に日々医系受験生の皆さんのご指導に当たらせていただいていることは、ホームページ冒頭のフラッシュでも謳っているとおりです。
こうした我々の理念は、「入校試験を実施しない」という点に、最もよく表れています。そして毎年、いわゆる「偏差値35からの医歯薬獣医学部受験」を志す受験生を迎え、歯学部、薬学部であればまず1年で、難関である医学部、獣医学部においても1年、場合によっては2年〜3年計画で、確実に合格を勝ち取っているのです。
一つ、象徴的な事例を上げたいと思います。現在、東邦大学医学部1年(そしてもうすぐ2年生になろうと、いま、学年末試験の真っ最中にある)Y君。彼は中・高時代、部活動のテニスに明け暮れた一方、地元では相当のやんちゃ者として、明け方に帰宅して屋根から自室に戻ることもしばしば。医師であるお父さんへの反発もあってか、「大学には行かない。テニスか音楽に関連する仕事につくか、専門学校に行く」と固く決めていたそうです。
そんな彼が、ある日突然、自らの意志で「医学部を目指そう」と思ったのは高3の晩秋。早生まれのY君はそのときまだ17歳。人生の進路を決めるタイミングとしては、むしろかなり早いほうです。しかし、大学受験、こと医学部受験を決心するタイミングとしては、まず間違いなく「ときすでに遅し」でした。当然、その春は受験をしても意味がなく・・・
浪人1年目、Y君はメディカルマインド本科PAコース(定員5名)に入学。その年のPAコースは3名しか入学者がおらず、奇しくも恵まれた環境でのスタートとなりました。当初の成績ははっきりいって見るも無残・・・高校時代の成績は体育以外がオール2、評定平均はなんと2.2だったそうです。チェックテストを受けても問題がさっぱりわからないので、開始10分後には眠りの世界へ・・・そんなスタートでした。
しかし、彼の潜在能力とモチベーションは凄かった。何もできない自分を恥じ、教わったところができないと悔しがり、それはまさに馬車馬のように勉強したのです。9月、1学期から頑張って、夏合宿で目が覚めた"英語"から成績は表れ始めました。
| 英語 | 数学 | 化学 | 生物 | 総合 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 河合塾全統記述模試 第2回(9月初) | 54.9 | 28.3 | 42.4 | 35.8 | 40.4 |
4月、中学英語の基本からはじめたことを考えれば、これはものすごい成長です。
それにしても、理数科目の惨々たる事・・・。「偏差値35からの大学受験」とはよくあるキャッチフレーズですが、なんと数学は偏差値28.3です。総合でなんとか偏差値40を越えているというなんとも心もとない状況でした。
Y君は、特に数学が苦手でした(これは最後まで尾を引きます)。直前期は、英語が順調に成績を伸ばし、生物の暗記は超人並みのパワーをみせ、数学に引っ張られながらもなんとかかんとかした化学を加え、比較的偏差値が低いところであれば(まあ、私立医学部においてそんなところは存在しないに等しいのですが)、一次合格だけは行けるかもしれない・・・というレベルに来たのです。
しかし頑固なY君は反乱を起こします。
「慈恵しか受けません。」
二浪は確定しました。
2年目は、本科PSコース(15名定員)に在籍。受験期間の2月〜3月も途切れることなく勉強し続けた結果は、この年の最初の2つの模試に表れました。
| 英語 | 数学 | 化学 | 生物 | 総合 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 河合塾全統マーク模試 第1回(5月初) | 67.9 | 43.6 | 70.1 | 67.6 | 60.6 |
| 河合塾全統記述模試 第1回(5月末) | 64.3 | 45.6 | 45.2 | 72.1 | 60.7 |
好きな英語はさらにパワーアップして、8ヶ月前と比べて偏差値13UP。文系受験生と共に競う、河合塾の全統模試でこの記録ですから、医学部受験にはもう十分すぎるほど十分なところまで伸びたといえます。
数学は、相変わらずお世辞にもよい成績とはいえませんが、しかし、とりあえず習った範囲はできているという偏差値にまで到達しました。
化学、生物は偏差値60超えどころか70超えまでしています。
2年目は、得意科目ができたがゆえのスランプも経験しました。予想外に悪い成績をとって、ひどく落ち込み、現実逃避をしたこともありました。しかし、確実に力をつけていった11月…
| Y.K | 英語 | 数学 | 化学 | 生物 | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|
| 代ゼミメディカル模試[記述] (11月初) | 73.5 | 51.1 | 58.5 | 61.7 | 62.7 |
もはやコメントすることはありません。英語の偏差値が73.5!そして何より、総合偏差値が62.7まで来たのです。ちなみに、代々木ゼミナールの偏差値ランキングはこちらをご覧ください。
この後は、得意の3科を鈍らせないように授業中心に勉強しながら、数学をなんとかもう少し引き上げるため、日々の個別特訓で増強しました。きわめて熱心な講師の指導の甲斐あって、範囲さえあたればうまくいく!という所に到達し、本番に突入。
2005年春、見事、岩手医科大学、東邦大学に合格。北里大学、杏林大学、東京慈恵会医科大学には不合格となりました。
勝因は、岩手では数学を含む4科ともに確実に点がとれたこと。英語の配点が高い東邦では、苦手の数学をカバーでききったこと。不合格3校の敗因はずばり数学でした。
[担任のH先生より]
Y君とは2年間を共に過ごしました。彼のせいで、私は予備校講師人生で初めて職場で本気で怒って大泣きするという経験をしました。彼がわけのわからない言い訳をつけて、医学部受験から逃げようとしたときです。あまりの剣幕にY君は相当引いていましたが、翌日からまた頑張ってくれたときは、恥ずかしさも吹き飛び、泣いた甲斐があったと思ったものです。
Y君のすごいところは、思い立ったら吉日、ありえない量の計画を立てて1週間突っ走り、当然挫折して、そんなダメな自分を責める。で、反省して講師のところにやってきて、素直に指示を仰ぐ。そのうちまた、今やっていることに対して猜疑心でいっぱいになり、自己流に走り、ありえない量の計画を立てて・・・これを何回も繰り返したところです。
このように書くと、アホなやつだなあ・・・と思われるかもしれませんが、ここには受験に勝つためのある真実が隠されています。まず、大前提としての「講師への信頼」です。しかし、だからといって講師にベッタリと甘え続けるのではなくて、常に「一人で立っていたい」という気持ちと、他人への「批判精神」、同時に自分の非力を認める「自己批判の精神」が共存しています。医系専門のメディカルマインドでは、医歯薬獣医学部合格に必要な講師も教材もノウハウもすべて揃っています。受験で勝利するために、唯一生徒さん自身で用意していただきたいのは、こういう"精神の態度"です。ただ、こういう態度も最初から全員が備えているわけではないので、ご要望とあらば鬼担任が一緒に創りあげていって差し上げたいと思っています。どうぞよろしく。